花粉症の目薬は処方薬が一番?市販薬との違いを調べてみた!


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花粉症で目が痛い、目がかゆい
そうだ、花粉症の目薬を買おう

と、思ってドラッグストアにいくと、これでもかという程沢山の種類の目薬が棚に陳列されている。
もう、どれがどう効くのか普通の人には分からないだろう。
そこで、今回はそんな沢山の種類の目薬を症状によって選ぶポイントと、市販薬と処方薬の違いについて解説していく。

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何故花粉症になると、目が痛くなったり、目がかゆくなったりするのか?

花粉症になると目が痛くなったり、目がかゆくなるのは、目にヒスタミンが入り込んで目の神経を刺激するからだ。

・ヒスタミンとは?

ヒスタミンは花粉症と深い関係がある物質だ。

体はアレルギーの原因となる物質や細菌が体内に入ると、アレルギーの原因物質や細菌を排除するために炎症を起こす。
この炎症を起こす引き金となるのがヒスタミンだ。

ヒスタミンは体の至る所にあるマスト細胞から分泌される物質で、炎症を起こす働きがある。

ヒスタミンが適切に働けば、細菌などから体を守ってくれるが、ヒスタミンが過剰に分泌されると、炎症が酷くなり蕁麻疹やアレルギー反応の原因となる。

・花粉症とヒスタミンの関係

花粉の時期は、大量の花粉が体内に入り込みやすい時期だ。

花粉に対してアレルギー反応を起こす花粉症の方が、花粉を大量に体内に取り込むと、外気にさらされる鼻、喉でヒスタミンが過剰に分泌される。

そしてその後、鼻、喉と体内で繋がっている、耳や目にヒスタミンが運ばれて、耳がかゆくなったり、目が痛くなったり、かゆくなったりする症状が起こるのだ。

これが、花粉によって目が痛み、かゆみがでるプロセスだ。

つまり、目の痛みやかゆみを抑えるには、原因となるヒスタミンを除去したり、ヒスタミンの働きを抑えることが必要だ。


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花粉症に効く目薬の特性は?

花粉症に効く目薬の特性は、抗ヒスタミン、第二世代抗ヒスタミン、抗アレルギー、抗炎症の4種類がある。

それぞれの特性の解説

・抗ヒスタミン
抗ヒスタミン成分が配合されているので、ヒスタミンの分泌を抑えることできる。

・第二世代抗ヒスタミン
抗ヒスタミンと同じように、抗ヒスタミン成分が配合されているので、ヒスタミンの分泌を抑えることができる。

抗ヒスタミンよりも効果は薄いが、その分眠気や胸焼けなどの副作用が抑えられている。

・抗アレルギー
アレルギー反応を抑えて症状を緩和させる。

・抗炎症
炎症の広がりを抑えて、症状の悪化を防ぐ。

・症状に対する特性の選び方

目のかゆみを抑えたい場合は、第二世代抗ヒスタミン、抗アレルギーの特性を持つ目薬が効果的だ。
目の痛み、かゆみ、症状がひどい場合は、抗ヒスタミン、抗炎症の特性を持つ目薬が有効だ。
目薬のパッケージに、目薬の特性の記載があるので、症状に合わせて使用すべきだ。

花粉症の目薬で市販薬と処方薬とは何が違うの?

花粉症の目薬の市販薬と処方薬の違い

・市販薬よりも処方薬の方が効果が強い

・処方薬よりも市販薬の方が幅広く様々な症状に効果がある

市販薬は誰が使用しても、安全に使用できて複数の症状に効果があり、副作用がそれ程出ないように配合されている。
安全であるのだが、その分効果は処方薬よりも劣る。

処方薬は市販薬よりも効果が強いのだが、効果の有る症状が限定されている。そして、副作用も強い。
だが、医師による処方を前提にしているので、処方通りに使用すれば安全に症状を抑えることができる。

症状がひどい場合は処方薬、普段使いには市販薬と、使い分けていくのが良い。

まとめ

花粉症の目薬を選ぶ時は、目薬の特性をしっかりと確認して、自分の症状に効果のある目薬を使用すべきだ。
また、症状がひどい場合には医師に相談して、市販薬よりも効果の強い処方薬を処方してもらうことも検討すべきである。


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