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冬場になると、インフルエンザと同様に猛威を奮うのが、ノロウイルスである。
このノロウイルスだが一体どれくらいの寿命を持っているのかご存知だろうか。そこで今回は、ノロウイルスの寿命について調べてみた。

1ヶ月経ってもノロウイルスが排出されないということも…

ノロウイルスはその特性上、「下水→海→貝→人間」と経て感染することになる。
そのため、どのタイミングでノロウイルスが存在したのかということで大きく異なるが、今回は「ノロウイルスが人間に感染したタイミング」でカウントすることにした。

調べてみると、

・1週間以内に便もしくは嘔吐からウイルスが検出されなかった人：2割
・4週間以上経ってもウイルスが検出された人：2割

と必ずしも1ヶ月でノロウイルスが体内から完全に排出されるかと言えばそうではないことになる。
つまりは、あの下痢と嘔吐が約1ヶ月以上続く場合もあるということである。と言っても、段々症状がよくなるので峠は感染し発症した数日間だけだろう。

そのため、症状がよくなったからといってマスクをしないなど感染者を増やす行為は避けた方が良いだろう。
ノロウイルスにかかったら少なくとも数週間はマスクをするほうが周りの人たちのためにも良いだろう。

ノロウイルスの厄介なところは2次感染があるということである。感染者の嘔吐などを直接触れることによりその処置した人まで感染するというケースは後を絶たない。
特に院内感染するケースも決して珍しいものではなく、そうなれば終息するまで大変な事態になることは明確である。

もちろん誰が悪いということではないが、日々私たちは様々な人と接する機会がある。
そのような人たちにノロウイルスを感染させないためにも、予防策をきちんとすることが重要なのではないだろうか。

ちなみに家族がノロウイルスに感染した場合、一番消毒をすべきところはトイレである。
トイレで便をしたり嘔吐をすることがほとんどなので、いわば感染の温床となっている。そのため、ノロウイルスに感染した人が出てきたらマスクをして手袋をして泡ハイターなどを使って消毒をすることを強くオススメする。

仮にあなたまで感染してしまうと看病する人がいなくなり、笑えない事態となってしまうのでそれだけは避けるようにすべきだ。