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ノロウイルスは現在でも専用のウイルス剤がなく、またワクチンもない状況である。そのため、自然治癒が大きく関わってくることになる。
完治までに出来ることを紹介する。
ノロウイルスが完治するまでの日数とは?
ノロウイルスは1〜2日間の潜伏期間を経て発病することがほとんどである。その後、完治するまでにかかる日数は人それぞれだが数日〜1週間程度がほとんどである。
ただし、体力がある人・大人と子どもによって回復速度が違うことは考慮すべきである。
そもそもノロウイルスが完治したというのはどういう状態のことを指すのだろうか。
・医者がOKを出した(診断書を貰えた)
・下痢や嘔吐が止まった
・普通に生活できるレベルまで回復した
などと定義は様々だが、「医者がOKを出した」状態のことが一般的である。
というのもノロウイルスは、感染力が強くその結果、2次感染に繋がるケースが後を絶たない。つまりはインフルエンザや風邪と同じレベルと考えても何ら不思議ではない。しかし、インフルエンザであれば「医者の診断書があって完治した」というのが一般的である。
だが、ノロウイルスに関しては個人判断が主となっている。
なので、出来ることであれば医者へ行ってきちんと診察をして貰ってから治ったかどうかを判断して欲しい。
報告される例としては、ノロウイルスが治ったと思ったけど実はまだ体内にウイルスが居て、それが原因で周りの人が発病してしまったというものである。これは本人はノロウイルスにかかる前の状態。つまりは普通な状態ではあるが、まだノロウイルスにかかった状態ということである。
そうなると、ノロウイルスが全盛期だった頃に比べて防御が甘くなり、消毒が不十分な状態が続いてしまい、結果的に周りの人が感染するということになる。
なので、ノロウイルスが完治するのは大体1週間程度ではあるが、あくまで「医者が判断したタイミング」が完治した時と言えるだろう。
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ノロウイルスを少しでも早く完治させる方法
ノロウイルスは現代医学を持ってしても、ワクチンなどが生成されていないことになる。製薬会社はこぞって研究は続けているようだが、まだまだ実用化には時間を要するのが現実である。
では、どうすれば、ノロウイルスを少しでも早く完治させることが出来るのかということにあるが、病気の基本である。
・睡眠
・水分補給
・休養
が重要となってくる。
特に水分補給は今まで以上に気を使うべきである。ノロウイルスは著しく水分が体内から抜けてしまうので、水分補給は絶えず行わないと脱水症状を引き起こすことになる。
つまり、私達が出来ることとしては「水分補給をしっかりする」ことが「ノロウイルスを早く治す唯一の方法」と言えるだろう。
ちなみに、市販の下痢止めなどは服用すべきではない。確かに一時的に下痢などは止まるかも知れないが、体内にはまだたくさんのノロウイルスがいることになる。これらを体外へ排出しなければ、ノロウイルスを治すことが難しい。
そのため、出来る限り下痢止めは使わずに体外へ排出することを意識することが重要となってくる。
今後医学が発達するとノロウイルスを緩和させるようなワクチンが発明されるかも知れないが、それに望みをつなげつつ今できる「水分補給」をしっかりと行い完治に向けて歩み出すべきである。
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