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ロキソニンに服用すると眠いという人はいるだろうか?実はロキソニンには眠くなる成分は入っていない。では、なぜ眠いと感じるのだろうか?
ロキソニンには眠くなる成分は入っていない
ロキソニンには、眠くなる成分と言われる成分は入っていない。
眠くなる成分とは、風邪薬や鼻炎薬に入っている「抗ヒスタミン成分」や解熱鎮痛薬の一部に入っている「鎮痛成分」が有名である。
※ ロキソニンには「ロキソプロフェン」と呼ばれる成分が配合されているが、これには眠くなる副作用はない。
つまりは、ロキソニンの成分だけ見ると「眠くなる要素がどこにもない」ということになる。
しかしながら、実際に
・ロキソニンを飲むと眠くなる
・ロキソニンを飲んだ後、運転は控えている
と「眠くなる」ということが報告されているため、ロキソニンが何らかの作用によって眠くなるというのは事実である。
では、一体ロキソニンの何が眠気を誘っているのだろうか。
その鍵の1つとなるのが、「ヒスタミン」と呼ばれる成分だ。
ロキソニンには「抗ヒスタミン作用」があり、その作用を介して眠気を促すこともある。
それが眠気に繋がっているのではないかと考えられる。
つまりは、ロキソニンを飲む前だとテンションが高い覚醒状態だったが、ヒスタミンを抑制されることによってテンションが下がり、
その事を脳が「疲れた」と勘違いして、眠気を誘っているということである。
分かりやすい例で言えば、お祭りなどではしゃいだ後、急に眠くなるというのと同じことである。
更にロキソニンには鎮痛成分がある。これは痛むを抑制する成分であり、これも眠気を誘導する一つである。
今まで痛みで苦しんでいたが、ロキソニンを服用した所、痛みの症状が緩和されこれを脳が「リラックス状態」と判断する。
リラックス状態になれば眠気も発生するので、それで眠くなるということである。
また、プラシーボ効果による影響も強いのではないだろうか。
一般的に薬=眠くなるというイメージがあるため、眠くなる成分が入っていない薬でも眠くなる場合がある。
これは脳がそういうものと錯覚していることによるものであるため、
無意識に「薬の服用は眠くなる、なので身体にも眠くなるように指示しよう」ということなる。
つまりは、ここまでをまとめると、
・ロキソニンには眠くなる成分は入っていない
・眠くなることは事実である
・眠くなる要因としては「テンションが下がることによる疲れ」「痛みが取れることによるリラックス」「プラシーボ効果」がある。
である。
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ロキソニンで眠くなる人と眠くならない人の違いは?
ロキソニンを飲んでも全然眠くならないという人もいる反面、すぐに眠くなり車の運転など以ての外という人もいる。
果たしてこの違いはどこから出てくるのだろうか?
1つは「個人差」である。
Aという薬を飲んでも効く人とまったく効かない人がいるように私たちの身体は一定ではなく、個人差がある。
その影響によりロキソニンを飲んでも脳が疲れを感じず、リラックス状態にもならない、
更にプラシーボ効果も期待できないということになり、眠くならない。
2つ目は「その時の体調」である。
ロキソニンを服用した時に体調によっても大きく変化する。
スポーツなどをやって身体が疲れている状態でロキソニンを服用すると、リラックス状態になりやすくなり、眠気が出てくる。
一方で体調が万全という人が服用しても、リラックス状態になりにくく眠くならないということである。
以上の2つがロキソニンを服用しても眠くなる人と眠くならない人の違いである。
ロキソニンを飲んで眠くなった場合は?
ロキソニンを飲んで眠くなった場合どうすれば良いのか?ということだが、出来ることであれば仮眠をすることを推奨する。
その理由は、眠気がある状態で何か仕事や家事をした場合、脳が正常な判断をできない場合があるため事故を引き起こすからだ。
しかしながら、仕事中であれば仮眠することは不可能である。そういう場合は、「トイレへ行く」「ガムを噛む」など眠気に対して有効なことを行うべきである。
眠くなる成分は入っていないため、すぐに眠気に対して反攻することが出来る。というのも、これまでの話でお伝えした通り、ロキソニンには眠くなる成分が入っておらず、眠くなる理由の殆どが「脳の誤認識」によるものだからだ。
つまりは、その誤認識を解くことができれば、眠気を感じることはなくなる。
そのため、一般的に眠気に対して有効とされている「トイレへ行く」「ガムを噛む」ということが効果的ということになる。
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