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湿疹ができてしまったけど、全然かゆくないでも気になる…そんな人はもしかしたらヤバイ病気の可能性がある。
まずは基礎知識を学習して、どうすべきか対応していくべきだ。
腕とお腹に出来る湿疹の特徴
ダニによる湿疹
腕やお腹を含めて、脇腹、股など「衣類に隠れる部分」に出来る湿疹の多くは「ダニ」によるものである。
ダニは、肌が露出していない部分で柔らかい所を好む傾向がある。
特徴としては、
・全身どこにでも出来る可能性があり
・ポツポツと赤みがかった部分が一箇所に出来る
・かゆみがなく痛みだけの場合もある
対処方法は「清潔」と「保湿」である。着衣している服が汚れていたり、
清潔でない場合、ダニが繁殖しやすい条件が整ってしまうので、マメに交換すべきである。
夏場は、汗で汚れていることを実感できるが、特に注意したいのが「冬」である。
冬は、肌の露出が少ないためダニが生息する部分が増えてしまい、更に衣類の風通しが悪いため汚れが溜まりやすい。
そうなると、ダニが繁殖し肌に対して攻撃をしかけることになる。
そのため、冬といえど「しっかりと清潔な服装を着る」ことを意識すべきだ。
また、保湿に関しては、「ダニは湿度が高いところを好む」傾向にあるため、注意が必要だ。
蚊による湿疹
蚊に刺されても湿疹が出来る。その特徴は、
・刺される場所は肌が露出している所
・数日程度でかゆみが収まる
・刺された跡は数日でキレイに消える
である。誰でも蚊にさされた事があるので経験はあるだろう。
とにかくかゆいが、数日もしくは数時間もすればかゆみも消えて湿疹も小さくなっている。
主に夏場に生息する蚊が原因とされており、普段であれば特に気にすることもない。
ウナコーワクールを塗ればすぐに回復するだろう。
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ここまでのまとめ
・腕やお腹に出来る湿疹の多くはダニによるもの
・ダニは高温多湿を好む傾向があるため、夏場だけでなく冬場も生息しやすい
・清潔な衣類や保湿に気をつければ問題ない
なお、かゆみに関しては「ダニ>蚊」となっており、ダニに噛まれてしまうと強烈なかゆみがあり、我慢できないほどである。
更に蚊に比べて長く症状が続き1週間程度続くことになる。
ヤバイ病気の可能性も?今すぐチェック
湿疹が出来ると基本的にはかゆいものではあるが、中には「全くかゆくない」という症状の場合もある。
この場合が実は非常にヤバイ病気からのサインかも知れない。湿疹が出来るのは、免疫がかゆいことということを身体に知らせる異常な状態である。
つまり、その異常状態のサインがないということは身体にとって未知のものと判断できる。
では、どのような病気が考えられるのか。
老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)
皮膚の良性腫瘍であるため、心配することはない。
老人とついているが、20代の人でも発症することがあり、加齢と共に発症率が増えてくる。
特徴としては、皮膚の老化の一種とされており何かのウイルスが原因ではない。老化のため、80代を超えるとほとんどの人がこの老人性疣贅にかかってしまう。
痛みやかゆみがなく、イボのような形状をしているが腫瘍であるため安易に自分で取り除くべきではない。
なお、原因としては「紫外線」が主なものであるため、肌を露出し外にいることが多いアスリートが発症する可能性が高い。
そのため、対処法としては「紫外線対策」「スキンケア」を行えば良い。
血小板減少性紫斑病(けっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)
この病気が湿疹の上でかなりヤバイものとなる。血小板減少性紫斑病とは「何らかの絵鏡で血小板が少なくなってしまう」という難病である。
今、現代の医学を持ってしても原因と対策は不明である。
症状は、湿疹のようだが血小板が少なくなってしまうため、傷が出来た場合のかさぶたなどが出来にくくなる。
それはつまり、ちょっとした傷からでも感染症を受けやすいことになることに繋がる。
特徴としては、軽い刺激を受けただけで体内の血管の一部が破れてしまい、内出血。
その内出血がいつまでも続き湿疹のように現れてしまうことである。
この病気については、民間療法で治るものではないため、早急に医師へ相談することが望まれる。
何科の病院へ行くべき?
さて、湿疹が出た場合の病院だが基本的には1週間程度もあれば回復するので、急ぎではない限り行く必要はない。
しかし激しいかゆみや痛みを伴う湿疹であれば「皮膚科」へ行くべきである。
内科かもと思いがちかも知れないが、湿疹は皮膚に関する病であるため皮膚科が専門である。
内科へ行っても対応してくれると思うが、処方される薬が違ったりすることもあるので専門の皮膚科へ行くべきだ。
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