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インフルエンザにかかり病院へ行かず自然治癒をする場合、どれくらいの期間がかかるのか。忙しくて行けない人は必見である。
インフルエンザが自然治癒する期間
インフルエンザは
発病後1週間程度で熱が下がり、関節の痛みなどの症状が緩和する
というのが一般的とされている。
果たして、これは「薬を使った場合なのか?」それとも「自然治癒の場合なのか?」ということが疑問になる。
それを考える前にインフルエンザの薬について知識を得て欲しい。
インフルエンザの薬として有名なのが「タミフル」と「リレンザ」である。
タミフルは2,000年に、リレンザは2.001年に承認された薬であり、比較的新しいものになる。
つまりは、「タミフル」と「リレンザ」が出来る前まで、インフルエンザは自然治癒に頼って治すしかないとされていた。
そのため、上記の「インフルエンザは発病後1週間程度で症状が緩和する」というのは「薬を服用しない場合」ということになる。
自然治癒とはどういうこと?
では、自然治癒というのはどういうことなのか?
人間の身体には未知の細菌やウイルスが入ってきた場合、体内でそれらを倒すために「抗体」というものが作られる。
この抗体が強ければ強いほど、細菌やウイルスを倒すスピードが増すことになり、自然治癒というのはこの抗体を強くするために行うものである。
では、すぐに抗体を強くすればインフルエンザの自然治癒のスピードを速くすることが出来るのではないか?と考えられる。
しかし、抗体を強くするためには未知の細菌やウイルスを直接体内に取り込んで、あなたの身体自身で強くしなければならない。
そのため、予防接種というものがある。
インフルエンザの予防接種は、実際のインフルエンザウイルスを体内へ取り込ませて抗体を強くさせることが狙いである。
仮にインフルエンザが流行しても予防接種をすれば抗体ができているため、インフルエンザにかかりにくいことになる。
まとめると
・体内にいる抗体が強くなると回復するスピードが速くなり、弱いと遅くなる。それが自然治癒である。
・自然治癒を高めるためには、抗体を作る必要があり、そのために予防接種を行う。
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インフルエンザで病院はどのような治療をするのか?
インフルエンザにかかった場合、多くの人は病院へ足を運ぶだろう。しかしどのような治療法をやっているのかご存知だろうか。
病院によって異なるが、
・点滴
・薬の処方(タミフルなど)
である。
点滴は、インフルエンザに特効があるものではなく一般的には栄養剤と解熱が主である。
インフルエンザにかかると熱が出て食欲がなくなる。その結果、体内の免疫力が更に低下し合併症を起こす危険性がある。
そうならないためにも、点滴を通じて栄養を補給することで免疫力を向上させてインフルエンザに対して闘える身体にする。
更に熱も免疫力を低下させる要因であるため、合わせて解熱処理も行う。
つまり、インフルエンザに特化したものというよりも「自然治癒力を上げるためのサポート」をするのが点滴である。
薬の処方についてはタミフルが一般的である。
タミフルは、抗インフルエンザ薬であり、「インフルエンザの症状を押さえ、症状の期間を短縮する」ことが実現する薬として2,000年から国内でも使われている。
ただ、タミフルに関してはインフルエンザ発病後48時間以内に服用しなければ効果が薄れてしまうことや10代に対して使用禁止など制限がかかっている。
そのため、万能の抗インフルエンザ薬ではない。
また、リレンザという抗インフルエンザ薬がある。
タミフルが経口薬(飲み薬)に対して吸入薬(吸って治す)である。
そのため、リレンザを使うためには「ディスクヘラー」と呼ばれる専用の吸入器が必要となるため、一般的に普及していないのが現状である。
なお、病院へ行ったほうがインフルエンザは早く治るのかと言えば、「YES」である。
その理由は、タミフルの影響が大きいからだ。もし、あなたがインフルエンザにかかって、
・熱もない
・食欲も旺盛
ということであれば、点滴するメリットはないがタミフルに関しては、「インフルエンザの症状を短縮する」効果がある。
これは市販薬では実現できないので、病院から処方して貰う必要がある。
よって、1日でも速くインフルエンザを治したいという人は病院へ行き、薬を処方して貰うべきだ。
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