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夏に入ると連日報道される熱中症ニュース。いつ子供に振りかかるか判らない。そんな「もし子供が熱中症になったらどうするのか?」を解説!
まずは慌てず落ち着いて行動することが重要
身体を冷やす+水分補給が基本
熱中症の応急処置は「身体を冷やす+水分補給」が基本となる。
これさえ守れば熱中症になっても回復することが出来ると言っても過言ではないだろう。
逆にこれを守らないと、熱中症とは言え取り返しのつかない事態になることも可能性として有り得る。
子供の場合、大人に比べて症状を自覚できないケースが多い。
「なんかだるい」「しんどい」と子供からシグナルを送ってくれれば、「もしかしてさっき外で遊んできたから…熱中症かな?」という考えが浮かぶだろう。
しかし、子供が何も言わないこともあったり、また赤ちゃんの場合、そもそも言葉を発せない。
では、どのようにして「熱中症」と見極めるかがポイントになる。
それは、「意識がはっきりしているかどうか」である。
熱中症にかかった場合、多くの人は大人も含めて意識が朦朧とする。
そのため、的確な判断が出来ないことが多い。
これを逆手に取るということである。
単純に「◯◯くん、大丈夫?気分悪くない?」と声をかけて、返答がおかしい返ってこない場合は、熱中症を疑っても良いだろう。
もちろん、そのシチュエーションにもよる。例えば、外出から返ってきてどうも顔色も悪く反応が薄い。そういう場合は、熱中症と仮定し、対応を進めるべきである。
逆にずっと涼しい所に居て、返答がおかしい場合は単に夏風邪のケースもあるので、その時々で判断して欲しい。
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では、効果的な身体の冷やし方である。
室内の場合、まずはエアコンをつけて下着だけにする。
服を着ていると熱が逃げにくく体内に篭りやすいので、できれば下着だけで良いだろう。
そして、エアコンは普通の人がちょっと寒いかなというくらいにするのが良いだろう。
ガンガンに冷やすと今度は冷やしすぎて身体の調子が悪くないことも想定できるからだ。
また、脇の下・首元など大動脈が通っているところは熱が篭りやすいので、この部分のタオルに巻いた氷などで冷やすことも効果的である。
次に水分補給である。
スポーツドリンクも良いが出来れば、経口補水液が良いだろう。
最近ではコンビニでも購入することはできるが、自宅で作る場合はココを参考にして欲しい。
水分補給の仕方だが、一気に飲ませると逆効果なので、少しずつ飲ませてあげるのがベストである。
また、この水分ではあるが冷えすぎているものは身体を冷やしすぎる原因になるので、熱中症だから冷たいものと言って氷を大量に入れ過ぎないようにして欲しい。
普通に冷蔵庫で保管している温度で十分だ。
これを続けても症状が回復しない場合は、救急車を呼ぶという流れになる。
大抵の場合は、上記の方法で熱中症は緩和されるだろう。
混雑する救急車
熱中症患者搬送のため、救急車は四六時中動きっぱなしという所が少なくない。
そのため、救急車を呼んだからと言ってすぐに来るとは限らないことを前提に覚えて欲しい。
熱中症にかかった!やばい…救急車を呼ばないと。
ではなく、
熱中症にかかった!まずは応急処置として何が自分に出来るのか。
という視点が重要になってくる。
と言うのも、救急車を呼ぶまでに多少なり応急処置をしておくとしないのでは、その後の回復に大きく影響するからである。
救急車を呼ぶ前にあなたにできる事を初めて見ないだろうか。
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