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夏になると熱中症が話題となる。毎年多くの人が熱中症にかかってしまう。帽子を被るなど対策はしているが、やはりかかってしまう。
もし、知り合いがかかってしまった場合、あなたはどうするか?スポーツドリンクもない、病院も遠い…そんな時にできる事を今から覚えておこう。
熱中症対策の飲料水「経口補水液」の作り方
熱中症になった場合、まず飲んで欲しい飲料水が「経口補水液」である。
最近ではコンビニや薬局でも気軽に買えるようになった。
しかし、夏にキャンプへ行った際、知り合いが熱中症にかかったと想定して欲しい。
・スポーツドリンクはありますか?
・病院へはどれくらいかかりますか?
・そもそも携帯に電波入りますか?
と言う問題がある。
そういう「緊急時」の場合、今回紹介する「手作り経口補水液」を飲めば応急処置としては大変素晴らしいものになる。
では、早速作り方を紹介する。
材料は、
・水 :1リットル
・塩 :小さじ1/2(3g)
・砂糖:大さじ4と1/2(40g)
である。これをしっかりと混ぜれば「経口補水液」の完成である。
普通の人が飲めば「薄い」と感じるが、熱中症の人が飲めば非常に美味とのことである。
そもそも熱中症は、体内が高温になりまるで風邪を引いたようなイメージを抱きがちではあるが、実際は「体内の水分がなくなる、脱水症状」と認識すると良いだろう。
その場合、必要になるのは「水」である。
普通の水よりも「スポーツドリンク」や「経口補水液」は体内吸収に優れており、効率よく水を摂取できる。
なお、経口補水液を熱中症の人に飲ませる時のポイントは、
・冷たすぎると身体がびっくりし、逆効果。少し温いくらいがベスト
・一気に飲ますのではなく、ゆっくりと飲ませる。コップ1杯を30分かける
・作りおきせず、作ったらすぐに消費する。菌の繁殖を防ぐ。
ということである。
特に重要なのが、一気に飲ませないことである。
「熱中症だ!水分がなくなっている!早く水分補給させないと」
とパニックになることが予想される。
そういう時ほど、冷静になり「ゆっくり確実に経口補水液で水分補給させる」ことを意識して欲しい。
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スポーツドリンクと経口補水液どっちがいいの?
あなたも気になるだろう。
「スポーツドリンクと経口補水液どっちが熱中症対策の飲料水として優れているの?」
ということである。
結論からすれば「経口補水液」である。
では、なぜか。
スポーツドリンクは、その名の通り「スポーツ」をした後に飲むことがベストされている。
スポーツをすると、体内にある糖分が排出されるため、甘みのあるものを摂取したくなる。
そのため、経口補水液よりも糖分が多い、スポーツドリンクがベストになる。
一方で経口補水液は、体内とほぼ同じ液体であり「飲む点滴」と呼ばれるほどの飲料水である。
スポーツドリンクと違って、甘みはないが体内への吸収に優れている。
熱中症は、体内から著しく水分がなくなる状態のため、血液に近く体内吸収に優れている経口補水液が良いという訳である。
しかしながら、経口補水液がなくスポーツドリンクしかない状況でも、スポーツドリンクは熱中症の人にとっては効果的である。
その場合も先ほどと同じく、一気に与えるのではなく、ゆっくり時間をかけて水分補給をさせることが重要になる。
なお、その際、日陰や涼しいところへ行きできるだけ体内から水分が排出されにくい場所へ移動すると回復が早くなるだろう。
毎年気をつけていても、熱中症になる人は後を絶たない。
一人一人の心がけが重要になってくるため、あなたもぜひこの機会に熱中症対策の飲料水について学んで欲しい。
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