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桜が舞い散り葉桜になってくると小学校の運動会シーズンになる都道府県もあるだろう。その中でも大阪にポイントを当てて実際に運動会はいつ頃行われるのかを考えてみる。定番だと思われていた秋ではなく…
筆者は秋が定番だった
私は、大阪生まれであり大阪の小学校で運動会を行った経験がある。
その時、秋のシーズンに行われるのが定番であった。
秋といえばスポーツの秋という言葉もあるように、
スポーツをするにはちょうどよい時期とされていたのが秋である。
夏の猛暑を過ぎ去り、冬に向かって気温が変化し何をするにあたっても気持ちがよい時期、それが秋である。
そのスポーツの定番である秋に行われる運動会にちょっとした変化がある。
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運動会は秋ではなく春の行事へ
見出しの通りとなる、現在の大阪の小学校の運動会シーズンは
「秋ではなく春」となる。
これはなぜかというと、近年の温暖化が大きく影響している。
皆さんは、昔に比べて夏や秋が暑くなったと感じることはないだろうか。
私はその通りであり、昔はエアコンがなく過ごすことができ、朝方は少しひんやりするくらいであった。
だが、近年は暑すぎて朝からエアコンをつける日々が増えてきており、
昔に比べて暑くなったと実感している。
それは夏だけでなく秋にも及ぶ。
11月になっても暑くてエアコンをつける日もあり、
年の半分近くをエアコンとともに過ごす人も少なく無いだろう。
では、運動会が秋ではなく春の行事となった理由は温暖化による何なのか。
それは、熱中症である。
気温があがりその分、熱中症のリスクが上がり結果的に秋に運動会を行うのはリスクが高いとされるようになった。
よって、秋ではなく春に運動会を行う小学校が増えてきた。
なお、大阪ではなく他の都道府県はどうだろうか。
北海道であれば、秋に運動会を行うと逆に寒く、体が固くなり怪我をしやすくなるリスクもある。また、我が子を応援する親の立場になっても寒い中、応援するのは苦労するだろう。
そのため、北海道は春に行う小学校が多いようである。
では、沖縄はどうだろうか。
沖縄を含む九州は秋になると「台風シーズン」ということであり、
そもそも開催することが難しい。
そのため、沖縄九州方面も春に行う小学校が多いようである。
その流れもあって、大阪の小学校の運動会シーズンも秋から春にシフトしてきているようである。
なお、春に運動会をやることは理にかなっている一方。
6月に行えば梅雨というリスクがあり、運動会がそもそも中止になることもある。
また、5月に行えばまだまだクラスに馴染んでいない子もいるので、
チームワークという意味では早熟であると言える。
運動会と言えば子供にとって一大イベントであり、先生にとっては是が非でも成功させたいものである。
そのため、色々と試行錯誤してきており運動会=秋という固定概念まで崩れるようになった。
私の考えであるが、この流れで行くと運動会=外で行うという固定概念が崩れることもあるだろう。
近年の大気汚染により、そもそも外でスポーツすることが健康上悪いということになり、結果的に室内になることも十分考えられるだろう。
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