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梅雨が明けると夏。夏になると台風のシーズンとなる。そもそも大阪に台風が来る時期はいつ頃が多いのかを調べてみた。
台風の発生は、7月から活発になるが、実際に接近するのは…
大阪に台風が接近しやすい時期は秋ごろ
台風は年中発生しており、特に7月頃から活発となる。しかし、大阪を含めて本州に接近する台風は9月の秋ごろが多い。
では、これはなぜか。
毎年7月から8月は、太平洋高気圧が滞在しており、これが原因で台風の進路が日本へ近づかないようになっている。
だが、9月になるとその太平洋高気圧が弱くなり、台風が接近しやすい経路になるという訳である。
更に10月以降になると、今度は北から発生する高気圧により日本を南下するルートへ台風が変化することになる。
つまり、太平洋と北からの高気圧が良い具合に弱くなるタイミング。それが9月頃であり、その結果台風が大阪へ接近しやすくなる。
また、一般的に7月頃に発生する台風は夏台風と言われ、この特徴は、動きが遅く進路予想が難しいのが特徴である。
よって、7月に接近する台風は自転車並の速度と言われることが多い。
一方で、大阪へ接近することが多い9月の台風は秋台風と言われ、特徴としては、速度が早いことである。
なお、どちらが被害として大きくなりやすいかと言えば、夏台風である。
これはゆっくりと進むため、その分、上陸時間が多くなる。その結果、被害が拡大することになる。
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夏の高気圧が活発ということは…
高気圧が活発になると、その分、日本全土にバリアが貼られたようになり台風の接近する確率を低くすることになる。
つまりは、夏が「毎日晴れで暑い」ということは、それだけ台風の接近が減るということになる。
逆に冷夏で雨が多い年は、台風が接近しやすいことになる。
では、2015年はどうなのか。
5月10日に台風が日本へ接近した。これは、観測史上最も早い記録であるため、2015年は台風が接近しやすいということが予想される。
つまりは、冷夏であり雨が多い年になりやすいのではということになる。
その裏付けとしては、4月の雨である。
これは、観測史上100年ぶりであるくらい雨が続いて月であり、多くの人が雨に困ったことだろう。
よって、2015年は台風が多く日本へ接近するため、備えを十分にしておくことが重要となるだろう。
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