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国産うなぎと中国産うなぎの見分け方をご存知だろうか。パッと見、違いが判らず国産という文字を信用して購入している人も多いだろう。
だが、ちょっと!その国産という表記、実は中国産かも知れない。その理由とは…
中国産うなぎの方が肉厚で安価
スーパーで中国産うなぎを購入する際、特徴としては、
・国産うなぎに比べて安い
・肉厚
・皮厚
ということである。
うなぎを見た際、大きくそれでいて脂が乗っていそうな肉厚のものを選択しがちではあるが、実際はそれが中国産うなぎである可能性がある。
安いのは国産ではないと納得できるが、肉厚+皮厚が中国産うなぎという認識はあまり一般的ではないだろう。
では、肉厚と皮厚がどのようにすれば判るのか。それについて解説をする。
可能であれば、スーパーで売っているうなぎをそっと指で押してみると、肉厚かどうか判る。
中国産うなぎの特徴が肉厚のため、指で押すと弾力があり反発することが判るだろう。
また、パッケージに関しても注意が必要である。
一見「国産」と表記されており、安心して購入する人もいるが実は中国産うなぎである可能性が高い。
重要なのは「産地」が明記されているかである。
パッケージに記載されているのは「国産で加工しました!産地は…」となるので、実は産地が国産でない可能性もある。
これはほとんどの人が誤解していることであるので、特に注意して欲しい。
なお、余談だが「中国で生まれたうなぎの稚魚を輸入し、日本で育てた」場合、
これは「国産」と扱えるため、国産表記がされる。だが、実態は中国産である。
ここまでをまとめると、国産うなぎの見分け方は、
・値段が高い
・肉が薄い
・皮が薄い
・パッケージに国産+産地名が記載れている
ということになる。これだけを覚えていれば、国産うなぎを問題なく見分けることができるだろう。
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国産うなぎと中国産うなぎの味の違い
「所詮はうなぎだから、味は同じでしょ!」と豪語する人も中にはいると思うが、やはり味には大きな違いが出る。
例えば、中国産うなぎの場合、
・泥臭い
・うなぎの味がしない
・柔らかみが弱く弾力だけが強い
・皮が厚く身が少ない
ことが挙げられる。
では、なぜ国産うなぎと中国産うなぎでここまで味の違いが出るのか。
それはそもそも品種が違うためである。
・国産うなぎ:ジャポニカ種
・中国産うなぎ:アンギラス種
である。
ジャポニカ種の特徴は、
・脂が少ない
・肉質が硬め
・皮が硬め
と私達が思っているうなぎとは大きくかけ離れている。
それもそのはずである。
国産生まれの国産育ちのうなぎは非常に貴重であり、一説によれば流通量の10%にも満たないと言われている。
そのため、私達が普段食べているものは「外国生まれの国産育ち」がほとんどである。
よって、
・脂が多い
・肉質が柔らかい
・皮が少ない
という一般的なうなぎイメージは実は外国産が強く印象に残っているためである。
とは言っても、日本で育っているので品質自体に問題はないが、このようなことがあるということは認識しても良いだろう。
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